オリジナル楽譜(無料)
フレール・ジャック ヒーリングピアノ編曲・中級(無料楽譜・音源)
フレール・ジャックのヒーリングピアノ編曲【中級】。曲の正体である『朝の鐘と輪唱』を解釈に。左手は開いた5度の鐘、『鐘を鳴らせ』の段は静かな鐘の連打、din din donは低音の鐘。楽譜PDF・MP3・MIDI無料。
この曲は3つの難易度で用意しています。最終的に中級まで弾けると、左手が途切れず流れるヒーリングらしい響きになります。
試聴とダウンロード(無料)
試聴
- 楽譜PDFをダウンロード 印刷・現場利用向け
- MIDIをダウンロード DAWや音源差し替え向け
原曲のメロディはパブリックドメインです。本アレンジ(楽譜・音源)は Calm Piano が制作した無料素材です。園・施設・教室での演奏や練習に使えます。再配布や商用利用の前に 利用について を確認してください。
この編曲について(中級)── 「朝の鐘」として弾く
フレール・ジャックは輪唱の歌で、歌詞は 「Sonnez les matines(朝の鐘を鳴らせ), din din don」。つまりこの曲の正体は鐘です。この編曲では、どの曲も同じになりがちなアルペジオのウォッシュをあえて使わず、鐘の響きそのもので組み立てました。
骨格のメロディは入門・初級とまったく同じですが、左手が変わります。
- 左手が鐘になる ── 鐘の倍音である開いた5度・オクターブを撞いて響かせ、空いた拍に上で din–don がそっと答えます。アルペジオで埋めず、鐘と鐘の「間(ま)」を残します。
- 「Sonnez les matines」で鐘が鳴り渡る ── この段だけ、CとGの開いた5度を静かに連打して鐘の peal(連打)にしました。曲中で唯一“流れる”場所で、ここが穏やかな山です。
- 「din din don」は低音の鐘 ── メロディと同じ C–G–C の動きを低音で三打し、曲の正体を耳でも感じられるようにしました。
和声は Am の陰りと、解決を急がない Am→G の終止だけ。色を足しすぎず、鐘の余韻を主役にしています。
3段階のどこにいるか
- 入門:開いた5度の鐘をひとつ置き、ペダルで響かせる。din din don だけ低音で三打。
- 初級:1拍目の鐘に、3拍目の din–don が答え始める。鐘の「間」を学ぶ段。
- 中級(このページ):「鐘を鳴らせ」で連打が加わり、鐘の編曲が完成する。
入門・初級の音源と聴き比べてみてください。同じメロディが、段階を追って「鐘」になっていくのが分かります。
弾くときのポイント
鐘は「撞く」ように弾きます。1拍目の低音を深く沈めてペダルで残し、上の答えは触れるだけ。粒をそろえようとしないでください。「Sonnez les matines」の連打は速さではなく均一さで、遠くで鐘が鳴り続けるイメージです。din din don は三打目(don)をいちばん長く残し、ペダルを踏んだまま音が自然に消えるのを待ちます。
著作権について
原曲のメロディはパブリックドメインです。本ページの楽譜・音源・MIDIはCalm Pianoが制作した無料素材です。園・施設・教室での演奏や練習に使えます。再配布や商用利用を検討する場合は利用についてを確認してください。
編曲メモ:原曲から変えた点
このアレンジは Calm Piano の編曲ロジックに沿って作っています。何をどう変えたかを公開します。
- 曲の解釈を『朝の鐘と輪唱』に置いた。原曲は輪唱で、歌詞は“Sonnez les matines(朝の鐘を鳴らせ), din din don”。この曲の正体は鐘なので、汎用のアルペジオ・ウォッシュではなく鐘の響きで編曲した。
- 左手は鐘の倍音=開いた5度・オクターブを撞いて響かせる。1拍目に低音の鐘、空いた拍に上で din–don がそっと答える。
- 『Sonnez les matines』の段だけ、CとGの開いた5度を静かに連打して鐘が鳴り渡るpeal(鐘の連打)にした。曲中で唯一“流れる”場所で、ここが山。
- 『din din don』はメロディと同じ動きを低音の鐘の三打(C–G–C)で重ね、曲の正体を耳でも分かるようにした。
- 和声は Am→F の陰りと Am→G の未解決終止だけ。色を足しすぎず、鐘の余韻を主役にした。メロディは入門・初級と同じで崩していない。
演奏のヒント(表現を深める)
譜面どおりに弾けたら、ここから先は表現の余地です。場面に合わせて少しずつ試してください。
- 鐘は『撞く』。1拍目の低音を深く沈めてペダルで残し、上の答えは触れるだけ。粒をそろえようとしない。
- 『Sonnez les matines』の連打は速さではなく均一さ。鐘が遠くで鳴り続けるイメージで、強弱の波を小さく。
- din din don は三打目(don)をいちばん長く残す。ペダルを踏んだまま、音が自然に消えるのを待つ。
- テンポはルバート可。鐘と鐘の“間(ま)”を惜しまないほどヒーリングらしくなる。
現場で使うための目安
- 推奨テンポ帯: BPM 56-66
- 推奨曲長: 1-3分
- 注意点: 連打の段でペダルを踏みっぱなしにすると和音が濁る。CとGの切り替わりで踏み替える。
- 注意点: 鐘を強く叩くと教会の鐘ではなく打楽器になる。mpを超えない。
- 注意点: 左手の鐘がメロディを消さないよう、答えの和音は常にメロディより小さく。
よくある質問
フレール・ジャック ヒーリングピアノ編曲・中級(無料楽譜・音源)は無料で使えますか?
原曲のメロディはパブリックドメインで、本編曲の楽譜PDF・音源(MP3)・MIDIはCalm Pianoが無料で配布しています。園・施設・教室・個人での演奏や練習に無料で利用でき、印刷もできます。
商用利用や動画・配信で使えますか?
原曲がパブリックドメインのため演奏自体に原曲の許諾は不要です。ただし当サイト制作の楽譜・音源・MIDIファイルそのものの再配布や販売はご遠慮ください。動画・配信での使用予定は「このサイトについて」のページをご確認ください。
初心者でも弾けますか?
左手を「低音+やわらかい和音」に簡素化し、中音域中心に配置しているため初心者でも取り組めます。難易度は intermediate、テンポは 62 BPM を目安にしています。